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表示されるとアニメーションするグラフを作成 - 全3回

表示されるとアニメーションする棒グラフを作成

このレッスンでは、Adobe XDのアニメーション機能と破線を使って、表示されるとアニメーションする表示されるとアニメーションする棒グラフをつくる方法を解説します。

Adobe XDを起動し、「ファイル」→「開く」からダウンロードしたサンプルファイルを選択して「開く」をクリックします。ファイルが開くと、動画と同じサンプル画面が表示されます。

アニメーション後の棒グラフの作成

予め、アクティビティ一覧画面と詳細画面が用意されています。詳細画面はアニメーション前とアニメーション後の2つがあります。右側のアニメーション後の画面には、高さ70の棒グラフが作成済みです。棒の線のサイズは4、先端は丸型です。

棒のグループを選択し、線分の値に70を入力して破線にします。間隔の値も70に設定します。線の高さを0にして、棒の位置をグラフのX軸に揃えます。そして、いくつかの線を選択して適宜高さを調整します。これがアニメーション後の見た目になります。

同じ操作を上下2つの棒グラフに対して行います。

アニメーション前の棒グラフの作成

次に、アニメーションの初期状態を作成します。中央のアートボードに、作成したグラフをコピー&ペーストします。線のグループを選択して、線分を70から0に変更します。

タイマー起動の自動アニメーションを設定

ワークスペース上部のタブをクリックしてプロトタイプモードに移動し、アニメーション前のアートボードの青い矢印を、アニメーション後のアートボードへつなげます。

プロパティインスペクタのトリガーを「時間」に、ディレイを「0秒」にすると、表示後すぐにアクションが実行されます。アクションの種類は「自動アニメーション」に、移動先はアニメーション後のアートボード、イージングとデュレーションも適切に設定します。

続けて、一覧画面から詳細画面への遷移も設定します。

ワークスペース右上の「デスクトッププレビュー」ボタンをクリックして、プレビューウィンドウを開きます。アクティビティ一覧のカードをタップすると、棒グラフがアニメーションしながら表示されます。