【リモートワークに役立つ Adobe XD の便利機能】Adobe XD Trail Meetup 2021 Fall Day 1 (2021.11.16 開催)

Adobe XD Trail 主催の Meetup 2021 Fall 1 日目は「リモートワークに役立つ Adobe XD の便利機能アップ」がテーマです。

Adobe XD には CC ライブラリやクラウドドキュメント、更に共同編集など、データや作業を共有しながらクリエイティブな作業するためのさまざまな便利機能が揃っています。そんなリモートワークに最適な機能の数々を、アップルップルで Web デザイナーとして働く井斉花織さんが、XD Trail の TUTORIAL 動画からピックアップしながらデモによる実演を交えて紹介しました。全 1 時間のセッションは、以下の 3 つのパートから構成されます。

Part 1: 素材の共有(CCライブラリ、他ツールとの連携)
Part 2: 作業の共有(クラウドドキュメント、共同編集、デザインシステム)
Part 3: 資料の共有(共有リンク、PDF書き出し、録画)

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Part 1: 素材の共有(CCライブラリ、他ツールとの連携)

最初のパートは、CC ライブラリを活用した、リモート環境におけるデザイン素材の共有方法の紹介です。複数のデザインツールからアクセスできる CC ライブラリは、素材の管理場所として最適です。下のアーカイブ動画では、以下のような操作が実演されています。

  1. CC ライブラリを作成し、メールアドレスを使ってプロジェクトメンバーを招待
  2. Photoshop や Illustrator で制作したデザイン素材を CC ライブラリに登録
  3. CC ライブラリに登録されたデザインアセットを XD のアートボードに配置
  4. CC ライブラリに登録されたデザインアセットの更新を XD に自動で反映
Part 1: 素材の共有(19:13)

Part 2: 作業の共有(クラウドドキュメント、共同編集、デザインシステム)

2 番目のパートは、クラウドドキュメントの活用方法の紹介です。クラウドドキュメントは、ネットワークさえつながっていれば、どこからでもアクセスできますし、複数人で共有して同時に編集を行うことも可能なため、リモートワークとの相性は抜群です。下のアーカイブ動画では、下の 2 つのテーマに沿った実演を見ることができます。

  1. クラウドドキュメントを使った共同編集
  2. デザインシステムの公開と反映
Part 2: 作業の共有(17:41)

Part 3: 資料の共有(共有リンク、PDF書き出し、録画)

最後のパートは、リモートの相手に作成したデザインを共有する方法の紹介です。XD ドキュメントを開くことができない相手に、数回のクリックだけでデザインを共有できるのは Adobe XD の強みのひとつです。下のアーカイブ動画では、主に以下の操作について解説しています。

  1. ブラウザーでデザインをプレビューできる共有リンクを発行
  2. アートボードを PDF で書き出してデザインを共有
Part 3: 資料の共有(20:40)

当日のQ&A

☆Aiのキャンバスで編集していたアイコンと、それをドラッグして CC ライブラリに登録したアイコンは別のものということですか?

ライブラリに登録したものは、登録前のデータとは別データになります。編集するにはライブラリから選択して行うことになります。

☆CC ライブラリから配置後にリンクを切った素材をリンクしなおすことはできますか?

ドキュメントの履歴を遡るか、再配置しなおすことになります。

☆プロジェクトが完了したらローカル保存しますか?共有されてない人が今後触っていただく可能性があるので、クラウドだとデータがどこにいったかわからなくなったりしませんか?

状況によるとは思いますが、バックアップとしてローカル保存される方も多いようです。

☆クラウドドキュメントの場合、フォルダ単位での共有はできないのでしょうか?ファイルが多く、毎回共有するのが大変です。

現在はファイルごとの共有になっています。今年の MAX で発表された CC スペースは、よりプロジェクトを意識した仕様のため、利用できるようになれば問題が改善されるかもしれません。

☆クラウドドキュメントのバックアップは自動保存だけですか?保存したいときに保存することはできますか?

「バージョン保護」の機能を使用することで、必要に応じて保存できます。保存する際は、どんな状態を保存したのか後から明確に判別できる適切なラベルを付けることをお勧めします。

☆XDのデザインシステムはファイル自体が共有されるのですか?それとも登録されたアセットだけが共有されるのですか?

XDでは、ファイル自体の共有、登録されたアセットの共有を、それぞれ行うことができます。

☆共有し使いやすいデザインシステムの作成ポイントはありますか?

どなたと共有するかにもよりますが、誰がみてもわかりやすいことが大切です。例えば開発者と共有するときなどは、こちらの動画が参考になるかもしれません。

☆共同編集は、OSやXDのバージョンが異なる編集者同士でも使用できますか?

OS は別でも構いませんが、XD のバージョンは揃える必要があります。

☆招待するデザイナーがスタートアップ版(無料)のXDを使用している場合でも、共同編集に招待することは可能なのでしょうか?

スタートアップ版の場合、制限があります。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

☆共同編集をしていると、相手の自動保存が効いて自分がやっていた作業が消えることがあるのですが、解決方法はありますか?

他の方が作業中の場所をアイコンで確認し、同じ場所を変更しないように注意すると改善されると思います。

☆作成したアートボードの全てを共有リンクから公開するには、プロトタイプモードで全て繋がないとダメですか?

ホームアイコンを付けずに共有することで、全てのアートボードを共有可能です。

☆PDF書き出ししたファイルをブラウザで開いて、そのブラウザからダウンロードした場合も画像は乱れた状態に戻ってしまうのでしょうか?

推測ですが、おそらくMacのプレビューがPDFの一部の機能をサポートしていないことが表示の乱れの原因だと思われますので、保存し直しても状況は変わらないと思います。